今、考えていることに近かったので投稿します。
「君たちはどう生きるか 吉野源三郎」を読んでいますが、その最初のメッセージが「人間って分子かも」です。「子どものうちは、どんな人でも、地動説ではなく、天動説のような考え方をしている」と書かれていますが、自分の子どもの頃を振り返ってみても、自分の子どもを見ていてもその通りと思います。
私はこの幼児期（3歳頃まで）に確立される天動説のような考えそのものが「自分軸」かなと私は思います。理由は「三つ子の魂百まで」ということわざがあるからです。
でも、大人になるにつれて、自分が関係する世界が拡がり、良いこと、悪いこと、得すること、損することなど、いろんな情報が入ってきて「自分軸」が分かりにくくなるのかなとも思います。
私の「自分軸」は「みんなと笑顔で過ごすこと、自分の心に誠実、素直、正直に生きること」と考えています。
- 誠実：心がこもっていて偽りがないこと
- 素直：ありのままで、飾り気のないさま
- 正直：うそやごまかしのないこと
先日、「もっと早くから自分の考えに沿って行動をすればよかった」と書きましたが、「自分軸は見失ったことがない」と思います。若いときは「自分軸」に沿って行動していなかった、すなわち、周りに合わせている振りをしていました。
そして、恋愛をきっかけに「自分軸」に沿って行動しようとするようになりました。でも、「自分軸」での行動は誤解も受け、仕事でうつ病になったり、損をすることも多かったです。「自分軸」を見失うと、自分に自信が持てなくなるので、若いうちの「自分軸は見失わず、周りに合わせている振りをする生き方もあり」と思います。先日書いた「もっと早くから自分の考えで行動すれば良かった」と違うように思われるかもしれませんが、「自分軸を見失うぐらいなら、自分の考えを抑えて周りに合わせている振りをした方がいい」と思います。どんどん多様な社会になり、情報も多いので、「自分軸」が分かりにくくなっている気がしますが、「自分軸」は持っていた方がいいですね。まずは我が子が他人にもやさしい「自分軸」を持てるように日頃からいろいろ話したいと思います。
これからも「自分軸」を見失わないために、それは自分が本当に望んでいるかを常に考えたいと思いますし、情報や自己主張を調整して、みんなと笑顔で過ごしたいと思います。
